日本航空(JAL)が来年2月1日から28日まで、羽田―南紀白浜線で臨時便を運航することが決まった。二階俊博衆議院議員から連絡があった。

 かねて二階氏が日本航空に提案しており、コロナ禍の落ち込みから回復を目指す地元観光業界には大きなニュース。来年2月の単月実施で、増便ダイヤは南紀白浜8時20分発―羽田9時20分着、羽田午後5時30分発―南紀白浜午後6時45分着。機材は他の時間帯と同様、ボーイング737―800(144席)を使用する。運賃に関しては、観光・ビジネス需要に適した価格帯を設定するとされている。増便に合わせて旅行会社では、羽田から東北地方に乗り継ぐ路線との組み合わせによる北東北ツアーの販売も検討する。

 二階氏は「紀南の観光産業の発展のみならず、県全体にとって朗報。将来的には通年での4便化を目指したい」と話している。