Message

雲蒸竜変で翔けぬけよう!

 新年明けましておめでとうございます。甲辰(きのえ・たつ)の年頭を迎え、読者の皆さまに謹んでごあいさつ申し上げます。甲は十干の最初なので、命やものごとの始まりの意味があり、十二支の5番目にあたる辰には草木が成長し、整っていく様から発展して形を成すという意味があるといわれています。

 コロナ禍と紛争によってエネルギーや原材料価格が高騰する海外情勢に耐え忍んできた私たちにも、ようやく一筋の光明が差し、新たな日本、豊かな日本の第一歩を踏み出す一年になることを心の底から祈念申し上げます。

 昨年は、WBCで侍ジャパンが世界一になる明るいニュースもありましたが、長引く円安、上がり続ける物価、加えてイスラム組織ハマスとイスラエルとの武力衝突が勃発するなど、暗いニュースが多かったと思います。

 弊社においても用紙やインクなどの印刷に関わる原材料費が40% ほど高騰したり、配達員不足により、日高川町の一部の地域で配達ができない状況になったりと、頭を抱える問題も出てきました。これらを少しでも解消するために電子新聞の導入をしましたが、PR不足もあり、カバーできていません。

 さて、本県は、世界遺産登録20周年を迎え、さらに本年こそ実現を願う串本での民間ロケット初発射など、地元も海外の人もテンションが上がるハッピーイヤーです。来年開催される大阪・関西万博に向けた直前のプロモーションイヤーでもあります。弊社も御坊日高にたくさんの観光客が来てもらえるよう、外向けの発信にも力を入れていきたいと思います。

 本年に掲げるスローガンは「雲蒸竜変(うんじょうりゅうへん)」です。雲が群がり昇るにつれ、蛇が竜となって天に昇る意味や、時流に乗じて、英雄が大活躍するという意味があるとされています。我々が英雄とはおこがましいですが、新報だからできること、新報にしかできないことを存分にやる一年だと思っています。

 地域の新たな英雄を発掘し、スポットライトを当てる新報らしいスタイルを貫き、今まで以上に張り切って参ります。より一層のご支援、ご愛読をお願いするとともに、皆さまのご多幸を祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

令和6年1月1日

株式会社日高新報社
代表取締役社長 津村周

Company Profile

会社概要

会社名 株式会社日高新報社
 代表取締役 津村周
設立 昭和3年9月13日
資本金 9740万円
社是 一筆同心 公平無私
従業員数 32名
所在地 〒644-0011 和歌山県御坊市湯川町財部604
TEL 0738-24-0077
FAX0738-23-2112(編集部)
0738-24-0303(営業部)
事業内容 日刊地方紙日高新報の発行
HP制作
各種印刷

History

沿革

昭和3年 9月13日
弁護士の井上豊太郎氏により創刊
昭和4年3月
県議会議員夏見康太郎氏が2代目社長に就任
昭和5年9月
多田青史氏が3代目社長に就任
昭和21年9月
戦後復刊第1号を発行
昭和25年1月
本社を市内本町から内本町に移転
昭和41年3月1日
日高タイムスを吸収合併
昭和46年2月
中井千代松氏が社長に就任。本社を県事務所東隣へ移転
昭和48年3月1日
本社を湯川町財部604の現在地に移転
5月21日
株式会社日高を創立。鈴木道弘氏が初代社長に就任
昭和52年11月23日
第1回日高地方婦人ソフトボール大会を主催
平成元年8月8日
津村尚志氏が2代目社長に就任
平成2年12月
新工場完成
平成3年2月
高速輪転機が始動。7月には本社新社屋が完成

平成6年10月23日
第1回チャリティーゴルフコンペを開催

平成12年3月19日
カラー印刷スタート

平成15年9月13日
創刊75周年。収益の読者還元事業「楽喜健(友の会)」がスタート

平成21年5月1日
ホームページを開設
平成22年12月15日
工場を増築、カラー印刷機サテライトを導入。カラー4頁、最大16頁発行が可能に

平成25年4月1日
マイ新聞、HP制作の「チームいっぴつ」事業部(現:Smart事業部)を新設
6月1日
社名を「株式会社日高」から「株式会社日高新報社」に変更
平成26年10月10日
紙面の写真が動く「ARサービス」開始

平成30年9月1日
津村周氏が3代目社長に就任
令和5年7月1日
電子版サービス開始
令和5年11月1日
楽健喜アプリのサービス開始

Access

アクセス

  • 和歌山県御坊市湯川町財部604
  • 営業時間:平日8:30~17:00 / 日祝定休