苗の世話をする生徒たち

 南部高校農場で9日と23日、生徒が育てた野菜苗の大販売会「南高フェス」が開かれる。いずれも午前9時半から正午まで。

 加工品等を販売する実習棟を「うめっこカフェ」、販売イベントを「南高フェス」と名付けてから初めての開催となる。

 販売するのは、毎年人気が高いトマト(大、中、小などさまざま)やナス、水ナスのほか、キュウリ、ピーマン、トウガラシ、ゴーヤ、オクラ、カボチャなど豊富な種類を用意。3月上旬に種をまいて、生徒たちが世話をしてすくすく成長した。すべて1苗60円の格安で提供する。

 農業クラブ役員の火縄実咲さん(2年)は「愛情を込めて育てたので、皆さんに買ってもらいたいです」とPRしている。
 うめっこカフェは11日から29日までの平日は毎日開店。食パン、ジャム、アイスクリームなどを用意しており、気軽な来場を呼びかけている。