全国出場を決めた和高専女子バレーボール部

 第59回近畿地区高等専門学校体育大会バレーボール競技(近畿地区高等専門学校体育連盟主催)が先月25、26日に奈良県桜井市の芝運動公園総合体育館で開かれ、女子で和歌山高専が優勝。コロナによる中止期間も含め、3年ぶりの優勝で、8月20、21日に愛媛県で開かれる全国大会出場を決めた。

 近畿の各高専が競う大会で、和高専女子バレー部は2019年まで8連覇する強豪だったが、20年はコロナで中止、21年大会で舞鶴に敗れて連覇が止まっていた。

 今大会では予選で明石、奈良と対戦し、いずれも立ち上がりからリードを保ち、2―0で勝利。決勝では小橋美優、平野倫視、阿部志歩のスパイクに加え、濱口心智のセンターからの攻撃で得点。小橋優月のトスや辻瑚羽の守備も安定し、サーブでも得点を重ねるなど、相手に攻撃のすきを与えず2―0で優勝を手にした。

 チームは「2日間集中を切らさず守備できたことが勝因。コロナ禍だったがメンバーが欠けることなく出場できたことも嬉しく思います」とコメントしている。

 メンバーは次の皆さん。
 監督=中出明人▽コーチ=櫻井祥之▽マネージャー=張本有希(3年)▽選手=小橋美優(5年・亀川中出身)、小橋優月(3年・亀川中出身)、池田果南(3年・岩出中出身)、阿部志歩(3年・熊取中出身)、WEE JUN TING(3年・留学生)、辻瑚羽(2年・明洋中出身)、濱口心智(2年・松洋中出身)、平野倫視(2年・稲原中出身)、伊藤弓納(1年・高積中出身)