グランプリを受賞したお宿喜作の猪肉ミンチのつくね串焼き

 紀州備長炭の生産量日本一を誇る日高川町で開催された紀州備長炭料理コンテストの結果が発表され、グランプリに平川の料理宿「お宿喜作」の「猪肉ミンチのつくね串焼き」が選ばれた。


 コンテストは、「紀州備長炭を使った料理」で一番おいしいものを決めようと、昨年12月に初開催された。備長炭パウダーが入った炊き込みご飯や焼いたアユの干物と味噌を合わせた焼きおにぎりなど、町観光協会員が考案したメニューを出品。紀州備長炭魅力体感モニターツアーの参加者20人が試食、審査した。


 グランプリを獲得したお宿喜作の猪肉ミンチのつくね串焼きは、町産猪肉のミンチに地域の野菜を練り込み、紀州備長炭の炭火で外はカリカリ、中はふっくらジューシーに焼き上げた一品。審査員からは「香ばしくておいしい」「備長炭の香りも楽しめる」など好評だった。


 お宿喜作では、6月ごろまでこのメニューを提供しており、事前に希望すれば、宿泊の食事やランチメニューの中の一品として味わえる。ただし、猪肉の入荷状況により提供できない場合もある。


 コンテストの際は、道成寺参道にあるOTERAMAE ANCHINの紀州備長炭パウンドケーキ(和歌山県名産品スイーツセレクトboxes)、雲水の紀州備長炭入り釣り鐘まんじゅうPREMIUM BLACK釣鐘(近日発売予定)もデザートとしてふるまわれた。