市役所ロビーに設置された大筒の募金箱

 御坊市制施行70周年記念事業の花火大会が8月24日午後8時から、日高川河川敷で開催されることが決まり、市では市役所1階ロビーに募金箱を設置した。

 募金箱は今年も高さ1・5㍍、直径約30㌢の花火打ち上げ用の大筒を利用、夜空を彩る花火の写真も張られている。今月1日には大会実行委員会が開かれ、イベント内容を協議。打ち上げ数は昨年と同じ約3000発とし、協賛金の目標額は物価高騰で昨年より100万円多い1300万円に設定。これに市の補助金90万円をプラスして、全体の事業費は約1400万円を見込んでいる。70周年記念として打ち上げ前にステージトラックを使ったイベントも企画する。周辺の通行規制は昨年まで島会館前の18㍍道路から堤防道路の中町通り合流付近までが通行止めとなっていたが、今年は堤防道路だけを歩行者天国とする。対岸道路は一方通行だったが、通行止めとする。

 実行委員会の役員選出では会長に三浦源吾市長、副会長に山本清司市議会議長と上西一永御坊商工会議所会頭、監事に柿谷真樹人御坊金融協会会長と田端創御坊西町郵便局長を選出。三浦市長は「昨年は約4万人が花火を楽しみ、うれしく思う。今年は夕方にイベントもあり、思い出に残る花火大会になれば」と期待した。

 協賛金は企画課秘書室でも受け付けている。