県庁正庁でピカチュウがポケふたをPR

 人気ゲーム、ポケットモンスター(ポケモン)のキャラクターを描いたマンホールの蓋「ポケふた」が和歌山県に初めて設置されることになり、25日、県庁でお披露目式が行われた。

 ポケふたは、ポケモンのゲーム・アニメなどを監修する株式会社ポケモンが自治体と連携し、地域活性化策として展開するプロジェクト。世界に一つだけのオリジナルデザインのマンホール蓋で、これを見に全国各地から訪れる観光客もいる。これまで33都道府県334枚が設置されており、設置後の管理は各市町村が行っている。

 県内には5カ所に設置される。場所は和歌山市(和歌山城前広場)、高野町(高野山観光情報センター)、白浜町(JR白浜駅前歩道)、那智勝浦町(大門坂駐車場)、串本町(宇宙ふれあいホールSora―Miru)。各地の観光資源とともに、それらをイメージしたポケモンが描かれている。お披露目式にはピカチュウも登場した。

 ポケふた設置に岸本周平知事は「長らくポケモンファンの県民の皆さんから要望があり、このたびやっと設置することができた。ポケモンパワーで、県内の観光名所のパワーアップにつながれば」と話した。

 設置時期は各市町によって異なり、4月上旬から5月上旬までを予定している。スマホゲーム「ポケモンGO」との連携も進められる。