学校周辺で俳句の季語などを探す児童

 日高川町の山野小学校(倉貴美校長)は23日、3年生から6年生まで16人を対象に俳句の授業を行った。

 川辺俳句会(伊奈寛雄会長)の会員8人を講師に迎え、作品づくりに取り組み、日本の伝統文化に触れた。

 伊奈会長は「俳句は五、七、五の詩で、季語が必ず入ります」と説明。児童と会員が自己紹介などを済ませたあと、学校の周辺へ作句の材料を探す吟行に繰り出した。

 子どもたちは季語になるような植物などをメモしながら散策。会員たちは「ススキがあったよ。秋の季語になります」などとアドバイスを送り、作品づくりをサポートした。

 児童が完成させた作品は、11月4、5日の川辺文化祭に出展する。