U―12(小学6年以下)サッカー県トレセン代表メンバーが決まり、日高地方から日高町が拠点のFCブラストの白井絢都選手(志賀小6年)と美濃脩陽選手(内原小6年)が選ばれた。今月26日から開幕する関西トレセンリーグに参戦する。白井選手はDFで、相手の攻撃の芽を摘むディフェンス力、美濃選手はGKで長身を生かしたセービングに定評があり、代表でもチームに貢献する活躍を誓っている。
4月に選考会が開かれ、約40人が参加。試合形式の中で一人ひとりの動きをチェックし、ゴールキーパー4人、フィールド20人を選出した。
白井選手はディフェンダーとして危険察知能力があり、キックの精度も高い。ブラストではMFもこなすなどオールラウンドプレーヤーで、主将としてチームも引っ張る。1対1の強さに自信をもっており、課題はスピードと自己分析。瞬発力を上げるための練習を積極的に取り入れている。県代表では「1対1では絶対に負けないよう頑張ってきたい」と張り切っている。
美濃選手は身長170㌢と恵まれた体格。ブラストではFWとしてチームの得点源の活躍をしているが、県代表では長身が買われてGKに抜擢されている。高いボールを競り合う空中戦に自信を持ち、課題に上げるグラウンダーのボールの処理能力を上げるための練習に力を入れている。「県代表ではどんなシュートも止めて、チームの勝利に貢献したい」と闘志を燃やしている。
ブラストの竹谷敏一監督は「2人とも自分の実力がどれだけ通用するか試してきてほしい。いい刺激をもらって、チームに持って帰ってきてほしい」とエールを送っている。