みなべ町で国際交流活動に取り組む新たな団体「みなべ国際交流クラブ」が発足し、22日、生涯学習センターで設立総会が開かれた。

 町内の国際交流活動は個人それぞれで活動するケースが多かったが、技能実習生など町内に住む外国人が増えてきた背景もあり、団体として組織的な活動を行おうとクラブを立ち上げた。住民との交流の機会などを設けて相互理解促進に取り組むとともに、海外へ行きたい人をサポートするなど民間団体としての支援体制もつくり、まちの国際化の推進を目指していく。

 初年度は組織づくりの基盤を整えることを目標に活動。学習会などの月1回の定例会を開催するほか、来年2月に行われるUME―1フェスタで国際交流ブースを出展するなど、広報活動に力を入れていくことにしている。