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ワクワクする新庄劇場第2章

 大リーグなどでプレーした新庄剛志氏(49)が北海道日本ハムファイターズの新監督に就任した。1990年にドラフト5位で阪神タイガース入団。01年からニューヨーク・メッツ、02年にサンフランシスコ・ジャイアンツなどで活躍し、04年から北海道日本ハムファイターズで2年間プレーして引退した。

 阪神時代の99年には巨人の槇原寛己投手の敬遠球を打ち、三遊間を破るタイムリーサヨナラヒット。04年のオールスター戦では初めてとなるホームスチールもやってのけた。どちらもテレビ観戦していたが、まさに記憶に残るビッグプレーといえるだろう。北海道日本ハムファイターズ時代には「札幌ドームを満員にする」と目標を掲げ、スパイダーマンやカエルなどのかぶり物を被ってシートノックを受けてファンを楽しませた。ハーレーダビッドソンのトライクを運転しながら入場したこともあったし、球場の50㍍上空から登場したこともある。こうしたパフォーマンスは「新庄劇場」と呼ばれた。

 ファンがプロ野球に期待することは、応援するチームが勝つことだけでない。昔の話になって申し訳ないが、巨人の江川卓投手と阪神の掛布雅之選手の対戦は固唾を飲んで観戦し、近鉄の野茂英雄投手と西武の清原和博選手の力と力の対戦も手に汗握った。素晴らしいプレーが出た時には心が躍らされる。その根底にあったのはワクワク感。それがプロ野球の魅力だろう。

 「優勝は目指しません」「監督と呼ばないで。ビッグボスでお願いします」などと今までの常識を覆した新庄氏の就任会見。「新庄劇場」の第2章が始まった。今後、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今からワクワク感が止まらない。    (雄)

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