写真=バケツに入った稚アユを放す児童

 印南町の切目川漁業協同組合(廣原敏弘代表理事組合長)は14日、切目川に稚アユ3万4200匹(200㌔)を放流した。

 6月15日に解禁するアユ漁に備えて、河川の18カ所に放流した。羽六地内では、子どもたちに川の生き物に親しんでもらおうと、地元の清流小学校の1年生から3年生まで35人と一緒に放流。児童がバケツに入った体長10㌢程度のアユをやさしく放し、流心に向かって泳ぐ姿を川辺から見届けていた。

 3年生の廣原悠眞君と大村優ちゃんは「元気に育って大きくなってね」と話していた。