御坊市の御坊中学校(和佐公生校長)の2年生51人は15日、寺内町でフィールドワークを行った。
 4班に分かれて寺内町を調査。「東町」担当の生徒たちは、語り部の塩路正さんの説明を受けながら日高別院付近を散策。別院では壁にある白線について「格式を表している線で、日高別院は5本あり、最も格式が高いことを表しています」と紹介。このほか華岡青洲の親せきが開いた病院の建物や白浜を開発した小竹岩楠の屋敷の一部も紹介。生徒たちは時折メモを取ったり、質問したりして熱心に聞き入っていた。
 地域学習の一環で取り組んでおり、今後、今回のフィールドワークをもとに新聞を作成。県の「ふるさとわかやま学習大賞」への応募を目指している。