日高浄土宗青年会(山下勝顕会長)は15日、御坊市のオークワロマンシティで歳末たすけあい托鉢を行った。集まった浄財は全額、市社会福祉協議会に寄付する。
 日ごろから世話になっている地域への恩返しと助け合いの精神を広めようと毎年行っている。ことしは天然寺(比井)、済広寺(和田)、西福寺(熊野)、正覚寺(印南原)、栄林寺(入野)、長楽寺(三百瀬)、印定寺(印南)、浄恩寺(田辺)の8カ寺から8人が参加。財部地内の往生寺に集合し、ロマンシティまで念仏行脚を行ったあと、南側の出入り口前に立って念仏を唱える=写真=と、浄財箱に募金する多くの人の姿がみられた。
 山下会長は「小さい力でもたくさん集まれば大きな力になります。新しい年も皆で力を合わせて頑張っていきたい」と話していた。