みなべ町晩稲の南部梅林で11日、梅酒の試飲が楽しめる「梅酒コレクション」が催される。これまでは全国各地の梅酒が出品されていたが、ことしは町内11社の23銘柄だけを出品。事務局では「町内の各業者が製造する梅酒も増えてきた。みなべの梅酒をアピールしたい」と話している。 みなべ町晩稲の南部梅林で11日、梅酒の試飲が楽しめる「梅酒コレクション」が催される。これまでは全国各地の梅酒が出品されていたが、ことしは町内11社の23銘柄だけを出品。事務局では「町内の各業者が製造する梅酒も増えてきた。みなべの梅酒をアピールしたい」と話している。
 梅酒コレクションは平成22年から毎年、観梅時期に開催。これまでは全国の梅酒製造業者が出品していたが、ことしは町内で製造された梅酒だけが出品される。平成20年、内閣府から年間の最低製造量を引き下げた「紀州みなべ梅酒特区」が認定されたことがきっかけに町内の酒造免許を取得する業者が相次ぎ13業者にまでなったこともあり、今回はみなべの梅酒をPRしたい考えだ。以前はみなべの梅活性化委員会が主催していたが、ことしは先月発足した紀州みなべ梅酒の会(岡﨑健志会長)の主催となる。
 当日は午前10時から南部梅林内の梅林公園で開催。11社の23銘柄が並び、訪れた観梅客が自由に無料で好きな梅酒を試飲できる。主催者では「ぜひ、本場みなべ町産の梅酒を味わってほしい」と話している。この日は同梅林で、梅料理が楽しめる「梅料理キャンペーン」、梅干し・梅製品の試食、梅ジュース試飲、梅ジュース作り体験(500円)、目刺しの試食などのイベントもある。出品される梅酒は次の通り。
 ㈱紀州本庄うめよし=壱(ICHI)、善(ZEN)、縁(ENISHI)▽月向農園=紅梅月、薫梅月▽横山食品㈱=久宗、はる姫、暁、和~ZIPANG~▽河本食品㈱=永遠の雫▽㈱マルリョウナガオカ=梅干屋のおすそわけ梅酒、萠▽㈲紀州高田果園=高田の梅酒▽有本農園=Plumity Black、PlumityWhite▽森川農園紀州=南高梅の梅酒▽㈱梅一番井口=紀州絵巻、原酒 紀州絵巻、桜梅酒 梅子桜子▽㈱ウメタ=南高梅酒、泡盛梅酒▽㈱東農園=バラ梅酒、バラ梅酒スパークリング