御坊市野口、花の観光スポット「とびやま花しょうぶ園」(浅井了二園長)で、ハナショウブが咲き始めた。
昨年まではコーナン御坊インター店近くにあったが、野口橋東詰めから上流へ約200㍍の浅井園長所有の田んぼだったところへ移転、リニューアルした。
80種類、2100株が植えられ、現在は五分咲き程度で、紫や黄色の花が咲いている。ピークは6月初旬、中旬まで楽しめるという。
6月4日には花しょうぶまつりが開催され、北吉田蕎麦づくりの会が手打ちそばの実演販売、ボランティアえがおの会がポンポン菓子を無料配布する。
趣味で花しょうぶを育てているメンバーの1人、片岡やゑ子さん(74)は、「珍しい花しょうぶもたくさんあります。新しい場所に移って、今までより花を大きく咲かせています。大勢の人に楽しんでもらいたい」と話している。