寄贈された米などを前に子ども食堂代表の皆さんら

 御坊市自治連合会が6日、市内3カ所の子ども食堂にそれぞれ米30㌔と梅干し1瓶を寄贈した。

 市役所での贈呈式では酒本和彦会長が「微々たるものですが、子どもや高齢者、障害者らが一緒に食べて気軽に話ができる場にしていただき、地域コミュニティーの形成につなげてほしい」とあいさつ。御坊こども食堂の鈴木教代事務局次長は「皆さまのおかげで食堂が成り立っています」、道の子ども食堂の梅本昌代代表は「コロナ禍で休憩しましたが、皆さまのお力添えでまた再開します」、市民食堂おかげさまの池浦史杷代表と寺本弘子さんは「まだ数回の実施ですが、これからも頑張ります」と述べた。

 県は地域づくりの拠点となる子ども食堂の普及へ日高地方を重点地域に設定しており、県子ども未来課の小崎尚美班長は「各小学校区に一つの開設を目指しています」、中村裕一県議は「食堂をボランティアで実施されている皆さまの志に敬服。私も応援していきます」と話した。