避難タワーで河内区長㊨から説明を受ける委員

 由良町議会総務文教常任委員会と産建厚生常任委員会は今月10日から3日間、高知県で津波避難タワーなどを視察した。

 県西南部の海に面した黒潮町では、日本最大の津波避難タワーを視察。同町には南海トラフ巨大地震で全国最大となる高さ34・4㍍の津波がくると想定されており、先進的な「防災のまち」として知られている。タワーは高さ25㍍、収容人数は230人で、階段、スラローム、非常用物資のほか居室スペースも設けており、建設費用は約5億9000万円。視察ではタワーを上り、地元浜町地区区長の河内香さんからさまざまな想定の訓練を実施し、中学生が高齢者宅を訪れて避難を呼びかける取り組みなども行い、行政に頼らず共助の精神で備えていることなどを聞いた。

 ユズで地域活性化を図っている馬路村も訪れ、生産や加工の仕組みを学んだほか、UIターン者向けに季節に応じた仕事を提供する地域づくり事業についても聞いた。