協定書を手に北垣会長㊧と出納部長

 

 県警と一般社団法人県自動車整備振興会(北垣順一会長)は秋の全国交通安全運動初日の21日、横断歩道を渡る歩行者の保護に関する協定を結んだ。

 和歌山市の交通センターで協定の締結式があり、県警の出納延計交通部長と北垣会長が署名。出納部長から振興会にサイン+(プラス)サンクス運動のポスターや車両に取り付けるマグネットが贈られた。

 サイン+サンクスは歩行者が横断歩道を渡るとき、明確に横断する意思をドライバーに伝え、車が停止した際には感謝を伝えることを推進する運動。JAFの「信号機のない横断歩道における一時停止率調査」で昨年、和歌山県の停止率が18・4%で全国ワースト5位となり、こうした状況を改善しようと、振興会は県警から贈られたポスターやマグネットを活用、会員や顧客らへ運動の周知を図っていくとしており、北垣会長は「交通事故を減らす一助となるように、ネットワークを最大限に活用して協力します」と話していた。