インフルエンザが流行するシーズンを前に日高食品衛生協会(辻井和吉会長)は9日、日高川町の和佐小学校(川口達生校長)で手洗い教室を開いた。

 辻井会長や指導員部会の新田みどり部会長ら手洗いマイスターの資格を持つメンバー6人が講師を務め、1~3年生と4~6年生の計61人を指導。インフルエンザや新型コロナのウイルス対策は第一に手洗いが重要といわれ、子どもたちは紙芝居でその大切さを学んだあと、辻井会長が順序をていねいに説明した。

 児童は、ブラックライトに反応する汚れに見立てたローションを手に塗り、教わった通りにハンドソープを使って洗った手をブラックライトにかざすと、洗いきれていないローションが青く光った。なかなか落ちない汚れに苦戦しながらも、全員きれいに洗い終えていた。

 6年生の浅倉来美さんは「いつもきれいに洗えるように心がけたいです。おうちの人にも教えます」と話していた。

社員=辻井会長に手の洗い方を教わる児童