「みはま」の名でつながる全国4つの町の商工業、行政関係者らが集う第18回MIHAMA商工会サミットが5、6の両日、愛知県の美浜町で開催された。

 和歌山県美浜町商工会、福井県わかさ東商工会(美浜町)、愛知県美浜町商工会、三重県みえ熊野古道商工会(御浜町)の4団体から63人が出席。和歌山県美浜町からは商工会の橋本健治会長、同青年部の磯部良太部長、同女性部の湯川順子部長、籔内美和子町長、議会総務産業建設常任委員会の北村龍二委員長ら13人が参加した。

 初日の5日は、それぞれの地域の取り組みや近況などを各町の商工会長が報告。意見交換会では商工会、青年部、女性部、行政の分科会に分かれて、情報交換を行った。翌6日は、現地の野間埼灯台や南知多ビーチランドを視察した。

 橋本会長は「商工会だけでなく、行政も全町あげての協力体制で、収穫あるサミットになった。今回からは2年に一度の開催になったが、物産交流など、このサミットのつながりを活用できる場の広がりと、互いの結束を確認できた」と話していた。

 このサミットを縁に、和歌山県美浜町商工会は11月1日、特産品を三重県の伊勢神宮に奉納する。同下旬に開催されるみはまマルシェに「MIHAMA商工会サミット」ブースが設けられ、物産販売が予定されている。

写真=サミットで近況報告する和歌山県美浜町の橋本会長