東京株式市場は5日、米景気の後退懸念などを受け、日経平均株価が前日終値から4451円28銭の大幅な下げで取り引きを終え、米国株が大暴落したブラックマンデー(1987年10月)当時の下落幅3836円48銭を超えて過去最大を更新した。日高地方でも新NISA(少額投資非課税制度)で株式運用する個人投資家が増加しており、今回の大暴落に動揺が広がった。
先月31日の日経平均株価(終値)は3万9101円82銭だったが、1日は3万8126円33銭に下げた。2日も前日から2216円63銭の記録的大幅下落で、3万5909円70銭となっていた。週明けの5日は過去最大の下落幅を記録し、3営業日で7643円40銭も下げた。
この影響で御坊市に支店があるいちよし証券株式会社(本社・東京)には電話による相談が急増。2日は普段の1・8倍、5日は2・5倍となった。同社御坊支店も多くの相談が寄せられ、暴落の要因や今後の見通しなどアドバイスを求める声が聞かれた。一方で「株価が安くなったので買いたい」という声もあったという。
日高地方でも1月からの新NISAの開始に伴い、株式運用する一般個人投資が増加。今回の大幅下落に悲鳴を上げる声が聞かれた。
御坊市の50代会社員男性は「20年ほど前から株式投資をしていますが、今回のような大暴落は初めてです。含み損が発生しましたが、株価が上がるまでじっと待つしかないです」、日高町の40代女性も「6月から新NⅠSAで投資を始めたばかりですが、今回の大幅下落は大ショックです。このまま保有するかどうか迷います」と話していた。