
日高郡遺族連合会(大江好美会長代理)は6日、日高川町鐘巻の道成寺で第69回郡戦没者合同追悼法要を行い、遺族や管内の首長ら約150人が参列。英霊3400余柱の冥福を祈り、恒久平和への決意を新たにした。
大江会長代理は「先の大戦終結から80年の節目。戦後生まれの世代が大半を占める中、戦時体験や戦後の混乱期の記憶、復興へのたゆまぬ努力、戦没者への思いや今日までの平和への願いを子や孫、ひ孫まで伝えるのが我々の使命。どんな体験でも伝えていってほしい」と追悼の言葉を述べた。
来賓の小路哲生日高振興局長、坂本登、玄素彰人両県議、日高郡町村会長の籔内美和子美浜町長らも平和への思いを述べ、読経の中、参列者が順番に焼香した。
法要のあとは同寺で第66回日高郡戦没者遺族大会が開催され、語り部養成の講演等を聞いた。