日高郡遺族連合会 (杉本正博会長) の第60回郡戦没者合同追悼法要は5日、 日高川町の道成寺で行われ、 遺族ら関係者約250人が参列。 3400余柱の英霊の冥福と恒久平和への祈りをささげた。
 鎮魂碑に向かい、 杉本会長が 「諸英霊は一身を顧みず国のために一命をささげられました。 痛恨の極みでございます。 戦後68年が過ぎようとしていますが、 悲しみは言い尽くせません」 と悔やみ、 「今日の平和な日本を築くことができたのは、 諸英霊の犠牲の上であることを私たち遺族は決して忘れません」 と誓い、 「二度と戦争をしてはいけない、 起こさせないと誓い、 恒久平和と命の尊さを伝えていきたい」 と述べた。
 来賓には日高振興局の岡本敏秀振興局長、 郡内の各町長、 地元県議らが参列。 杉本会長の追悼の言葉のあと、 参列者は読経のなか焼香し、 手を合わせた。
 法要のあと、 遺族大会が開かれた。