開発されたタコスを試食しながらPRする秋元さん㊨と吉川さん

 JA紀州など県内8つのJAが合併し、1日に新しい和歌山県農業協同組合(愛称・JAわかやま)が発足。前日の31日には県の農産物を全国にPRするプロジェクト「わかやま、そのまま。」の発表会が和歌山市の県JAビルで開かれた。県産の野菜やフルーツを使って開発したオリジナルタコスを全国各地にキッチンカーで販売し、県の農産物の魅力を届ける。

 プロジェクトは県内の農産品ブランド「ココカラ和歌山」の魅力を全国に発信する取り組み。今回の第1弾は自由度が高く気軽に好きな具材を挟んで味わうことができ、若者に人気のタコスに着目。上富田町でメキシコ料理店「Settle」を営む岡野真子シェフとともに、ミニトマト、うすいえんどう、あんぽ柿、イチゴなどを使った「ミニトマトとうすいえんどうのタコス」「焼きあんぽ柿といちごソースのタコス」の2種類を開発した。7月から10月まで東京や大阪など全国4カ所をキッチンカーで巡回して販売し、県の農産物をアピールする。今年秋には和歌山城で、タコスを含めたグルメや音楽が一体となったフェスティバルの開催も計画している。

 プロジェクト発表会ではJAわかやま初代組合長となった坂東紀好さんが「今回、県下一つのJAとなったが、JAは組合員相互扶助の組織。今後もその使命は変わることはない」とあいさつ。

 JAタウンオフィシャルサポーターを務める元乃木坂46メンバーの秋元真夏さん、タコス界のスペシャリストでタコスナビゲーターの吉川孝一郎さんを迎えたトークショーが行われ、2人がオリジナルタコスの魅力を紹介。開発されたタコスを試食し、秋元さんは「野菜のタコスはうすいえんどうとトマトの皮をかむたびに味が出て、それがアクセントになってとてもおいしいです。フルーツタコスは柿の優しい甘さとイチゴの酸味とのバランスがいい」と笑顔を見せていた。