全国商工会連合会の第63回通常総会が31日、東京都で開催され、副会長にみなべ町商工会会長で県商工会連合会会長の植田英明氏(71)=同町埴田=が就任した。和歌山県からの副会長就任は1983年(昭和58)以来40年ぶり。

 全国商工会連合会は47都道府県商工会を会員とする総合経済団体で、地域経済の振興、中小・小規模事業者の支援を推進する役割を果たす。今回選任された役員の任期は2024年6月1日から3年間。

 副会長就任に植田氏は「人手不足や原材料費の高騰など、小規模事業者は大変な状況にあります。全国の副会長として、会長とともに、小規模事業所を元気にする施策を提案し、地域を元気にしたい」と話している。