2年連続2回目の優勝を飾った日高マリナーズ

 日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)のエイジェックカップ第54回日本少年野球選手権大会県支部予選の決勝が24日、御坊市民球場で行われ、和歌山日高/マリナーズが和歌山御坊/ジュニアタイガースを7―5で下して2年連続2回目の優勝を決めた。日高マリナーズは8月2日から大阪で開幕する全国選手権大会に出場する。

 ▽決勝
日高マリナーズ
  2000014 7
  1030100 5
御坊タイガース

 大会は今月10日に開幕し、県内の10チームがトーナメントで対戦。日高マリナーズは初戦(2回戦)で和歌山を10―3、準決勝で紀州を7―5で下した。御坊ジュニアタイガースは1回戦で生石を4―3、準々決勝で岩出を2―0、準決勝で南紀を3―1で退けた。

 決勝は日高マリナーズと御坊ジュニアタイガースで、昨年と同じ地元同士の対戦となった。日高マリナーズは初回、髙橋が四球で出塁し、森中が送りバント。古川の左越え適時二塁打で1点を先制。さらに木村が左前の適時打で2点目を奪った。タイガースも初回裏ですぐに反撃し、村上が左越え三塁打を放ち、続く松下が四球を選んで2死一、三塁とし、大川が一塁線を破る適時打で1点を返した。3回には四球や安打で無死満塁とし、松下の中前2点適時打などで3―2と逆転し、相手の失策でさらに1点を加えた。5回にも2死一、三塁から田村の左中間への適時打で5点目を入れた。

 終盤で劣勢に立たされたマリナーズは6回、宇和の適時打で1点を返し、3―5の2点のビハインドで迎えた最終の7回、四球や安打で無死満塁とし、古川の中犠飛で1点。なおも1死一、三塁から硲が左中間を破る2点適時三塁打で逆転、続く玉井も左翼へ適時打を放って7点目を奪った。

 橋本正方監督は「最後まであきらめないという気持ちが逆転につながった。全国では1戦1戦を全力で戦い、優勝を目指して頑張ります」と意気込みを語った。

 日高マリナーズと御坊タイガースのメンバーは次の皆さん。
 ①日高マリナーズ=大前裕(代表)、橋本正方(監督)、松尾秀一(コーチ)、垣森太助(マネジャー)、古川陣、木村耀月、硲涼真、森中大聖、髙橋柚希、玉井抄磨、谷蓮翔、坂田大智、宇和郁磨、山来寛大、木下理翔、筒井将紘、上山秀和、平野煌太、田口治樹、舩本和樹、佐藤壱晟
 ②御坊タイガース=瀧野肇(代表)、西畑卓也(監督)、庄内睦月(コーチ)、羽佐吉史(マネジャー)、石家幸宗、水野正浩、山西修渡、村上蒼佑、山﨑一輝、松下晃大、籔内海瑠、大川和志、片山響、田村吏輝、大鍬壱星、高橋真葉、田中珀成、松下兼己、大村壮太、村上瑛大、山西海波、田渕藍之、金川佳聖、外川結愛、石本來樹、北出翔慎、長谷川雄亮

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