「県、国のため微力を尽くす」 と鶴保氏

 次の衆議院総選挙和歌山1区に立候補を予定している自民党の鶴保庸介参議院議員(56)=5期=が17日、和歌山市内で会見し、くら替えへの抱負を語った。

 鶴保氏は今年4月の衆院和歌山1区補欠選挙で党候補が敗れたことについて、県連幹部の1人として大いに反省し、責任を感じているとし、次の1区の選挙を「勝つか負けるかではなく、必ず勝たなければならない選挙」だと強調。自身のくら替えには、元々チャンスがあれば(衆議院議員として)県、国のため微力を尽くす覚悟だったとし、党の内部改革にも意欲を示した。

 1区の課題については人口減少対策が一丁目一番地であるとし、「未来に希望が持てる和歌山かと言えば、いまははなはだ疑問。観光やインフラ整備、情報発信で移住者を増やすのも一つの手」と述べた。参議院の職はこのまま続け、衆議院総選挙の公示日に立候補の届け出をすることで自動失職となる方向で考えているという。

 同席した県連の山下直也幹事長は鶴保氏の後任の参議院候補について、「公募して選考委員会で早期に決めたいが、今国会での衆院解散がなくなったため少し余裕ができた」と話した。

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