優勝した和歌山南陵男子メンバー

 第76回県高校総合体育大会バスケットボール競技は4日から8日まで5日間、和歌山市のノーリツアリーナなどで行われ、男子の部で和歌山南陵が3年連続3回目の優勝を飾った。7月25日から30日まで北海道で開催される全国高校総体(インターハイ)に県代表として出場する。

 男子32チーム、女子25チームがトーナメントで熱戦を展開。男女各優勝チームが全国大会、1~3位が近畿大会(6月23~25日、奈良県)に出場する。

 男子の南陵は初戦の3回戦で和高専を156―35、準々決勝で那賀を139―48、準決勝で近大附属を104―53で下し、決勝は和歌山北に141―66で勝利。4試合全て100点ゲームの強さで圧倒した。

 松本和也、黒川、イドリス、有田、松本裕介を中心に、守ってはオールコートのゾーンプレスを仕掛け、ターンオーバーから速攻を連発。ハーフコートのマンツーマンディフェンスからも、パス&ランを使いながらコートの5人全員で攻めて得点を重ねた。

 優勝に松本和也主将は「うれしいです。ディフェンスからオフェンスにつなげるのが自分たちのバスケ。インターハイに向けて、もっとディフェンスを強化し、ベスト8以上を狙いたい」。和中裕輔監督は「4試合とも相手がゾーンディフェンスでしたが、大会を通して攻め方がよくなってきた。小さいチームなのでディフェンスを鍛え、鍵となるシュート力を上げて日本一を目標にしっかり準備したい」と話していた。

 ほかの日高地方勢は男子の和高専が3回戦、日高が2回戦、紀央館と南部が初戦で敗退。女子は和高専、日高、南部、紀央館が初戦で敗れた。

 和歌山南陵男子のメンバーは次の通り。
 和中裕輔(コーチ)、中谷典子(マネジャー)、松本和也、黒川翔斗、アリュウ・イドリス・アブバカ、有田十把、松本裕介、木下駿、御前綸太郎、正田匠、山内優和、寺浦祐次郎、二宮有志、紺野翔太、藤山凌成、中村允飛、酒井珀

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