おこした火に飯ごうを置く

 印南町の印南中学校(野田明校長)2年生23人は6日、皆瀬川の旧真妻小学校で野外炊飯を体験した。


 旧真妻小学校は町内に唯一残る木造校舎があり、これを社会教育施設として活用するため、町が昨年度に壁板や塗装を修繕。この日の印南中の校外学習が初めての使用で、講師として地元のボランティア団体真妻やまびこ塾のメンバーも参加した。


 生徒らはやまびこ塾の山本育男代表から、真妻地区のまちづくりや団体の活動などについて講話を聞いた後、昼食のカレー作りに取り組み、自分たちで火をおこして飯ごう炊さんに挑戦。まきをくべながら火加減を調節し、おいしいご飯の炊き方を学んだ。


 火おこしした村上大貴君(13)は「火の位置を調節するのが難しかったです」と、苦戦しながらも初めての体験に笑顔を見せていた。

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