
2日の大雨で、修学旅行の行程にも大きな影響が出た。大阪と京都の小学校は白浜などを観光し帰路についたものの、高速道路の通行止めや国道の冠水のため帰宅困難となり、それぞれ御坊市立体育館と日高川町防災センターに避難。市立体育館では児童らのために、一般社団法人御坊青年会議所(JC、仲真平理事長)が炊き出しを行った。
市立体育館は避難所を開設する予定ではなかったが、高速道路の通行止め解除を待つ大阪市立姫島小の一行のため開放し、6年生児童と教員ら74人を受け入れた。3日に体育館隣接の市立相撲場で子どもの相撲大会を予定していた御坊JCが大雨の影響を考えて中止を決め、片付けのために訪れたメンバーがこの状況を知り、大会のために準備していたちゃんこ鍋を児童らに提供した。
メンバー約15人が体育館前で炊き出しを行い、ちゃんこの具材は子ども150人分が用意されていたため十分な量で、温かい食事に子どもたちは笑顔をみせた。中には3、4杯おかわりする子もいた。
相撲大会を担当し、炊き出しを提案した御坊JC青少年育成委員会の児玉光典委員長は「大会の中止は残念でしたが、無駄にするところだった食材を活用し、喜んでもらうことができてよかった。JCらしい活動ができたと思います」と話していた。
このほか、体育館近くのパンと洋菓子のボナペティ・ヤナギヤからも、惣菜パンとジュースが差し入れられた。
日高川町防災センターには、京都市立花園小の一行約40人が避難し、備蓄防災食などを食べて一泊、3日朝に帰路についた。


