日高町農村環境改善センターで30日、県教育委員会の2023年度訪問型家庭教育支援推進事業第1回専門講座が開かれ、町内外の関係者ら約70人が学んだ。
湯浅町家庭教育支援チーム「とらいあんぐる」リーダーの上田さとみさんが「今、なぜ家庭教育支援? ~つながることの大切さ~」をテーマに講演し、地域社会や家庭の課題を説明したうえで、チームの活動、取り組みを紹介。「家庭教育支援は『いつでも』『どこでも』『いつまでも』がキーワード。気づく、見守る、関係機関につなげることが大事です」と呼びかけ、「『困った子』は『困っている子』。虐待に限らず未然防止、早期発見、早期対応が鍵を握る。つながる、つなげること、聴き続けることが大切です」と語った。