県歌人クラブの2023年度春季大会が28日、和歌山市のJAビルで4年ぶりに開かれ、日高地方関係では原見慶子さん(97)=日高川町老星=が県議会議長賞と県歌人クラブ賞を受賞した。御坊市出身、元日高短歌会の籠田くみよさん(和歌山市)は優秀賞を受けた。

 111首が出詠され、当日は74人が出席。原見さんは「使ふほどやさしくなりて百均の孫の手いつか飴色になる」で2賞を受賞した。県議会議長賞は役員・委員の選考による賞、県歌人クラブ賞は参加者の互選による賞。「孫の手を題材に年月を詠んでおり、百円均一ショップの品であるところがまたいい」と評された。原見さんは出席できなかったが、娘が代わりに持ち帰った2つのトロフィーを見て「うれしいです」と喜んでいる。

 籠田さんは「感染を乗り切りし日に退院の母を抱きしむ車椅子ごと」で優秀賞を受賞した。

県歌人クラブ春季大会 日高川の原見さんがダブル受賞” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    おめでとうございます。昭和41年に川中第一小学校の一年生の担任だった原見先生ですよね。
    お世話になりました 名前を見てすぐにわかりました 児童26人の1人です。お元気で たくさんの歌を詠んでください。楽しみにしています。

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