役場前で横断幕などを手にアピール

 2023年原水爆禁止国民平和大行進和歌山~広島コースのみなべ町集会が26日、役場前で開かれ、地域住民ら約50人が参加した。

 みなべ平和行進実行委員会の加盟団体を代表して教職員組合みなべ地区の串本久治地区長が「和歌山~広島コースの平和行進は今月8日、橋本市からスタートした。原爆が投下された広島、長崎の悲劇を繰り返さないよう、私たちができる取り組みをしていこう」とあいさつ。原水爆禁止県協議会の茂野和廣理事長は「G7広島サミットでは核なき世界を目指すという言葉とは裏腹に真逆の核の抑止力を強めた。唯一の被爆国として岸田政権に求められるのは憲法9条に基づく平和外交と核の根絶」と訴えた。

 地元の小谷芳正町長、原田覚議会議長、池田三千留町議も戦争のない平和な世界を願い、わかやま市民生協田辺支所の川口研リーダーが核廃絶の決意を表明。

 参加者は平和大行進の横断幕や「戦争も核もいらない」「争いより愛を」と書かれたプラカードを手に、栄町などを通ってシュプレヒコールを上げないサイレントデモを行った。

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