ピノ・ガールにシールを貼って出荷準備(SHIMIZU FARMの倉庫で)

 スイカの収穫シーズンを迎え、印南町印南の農園「SHIMIZU FARM」では19日から、種が小さく食べやすい小玉スイカ「ピノ・ガール」の出荷が本格的にスタートしている。

 町内では「ひとりじめセブン」の栽培が盛んだが、ピノ・ガールはまだ少ない4、5軒の農家が栽培。肉質がしっかりしているのが特長で、冬の寒い時期にも栽培が適している。糖度も13~15度とひとりじめセブンにひけをとらない。

 同農園では約1ヘクタールの畑でハウス栽培しており、今シーズンは8月中旬くらいまで約1万5000玉の収穫を見込んでいる。主に松源御坊店や大阪府内のイオンモールで販売される。

 農園を経営する清水章広さん(52)によると、「4月は寒い時期もあったので、うまく熟成できたと思います」とのこと。松源御坊店ではMサイズ1玉980円(税別)で19日から店頭に並んでいる。大きめのLサイズは同農園が営む印南地内のカフェ「cafe &plantsつばめ」で1玉1000円で販売する。

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