美浜町のひまわりこども園の年長児35人が17日、浜ノ瀬地内の煙樹ケ浜でヒラメの稚魚の放流を体験した。
水産資源を守ろうと、町が紀州日高漁協美浜町支所と初めてヒラメの稚魚を放すことになり、園児に生き物との触れ合いや煙樹ケ浜を身近に感じてもらおうと一緒に放流した。
園児たちは10㌢前後に育った稚魚をバケツに入れてもらい、長靴で波の中に入りながら放し、「元気に育ってね~」とかわいい声をかけていた。
小畠楓翔君(5)は「大きくなって戻って来てほしい」、河波遼典君(5)も「大きくなったらパパと釣りにきたい」と話していた。
稚魚は1万匹で、残りは漁船で沖に放した。