春の全国交通安全運動初日の11日、美浜町地域福祉センターで日高地方交通安全大会が開かれ、特別ゲストの吉本興業和歌山住みます芸人わんだーらんどが漫才やクイズを交えた交通安全講話で安全意識高揚を呼びかけた。
わんだーらんどは美浜町出身のまことフィッシングと紀美野町出身のたにさかの高校同級生コンビで、CMソングで和歌山をPRするおもしろ替え歌で笑いを誘ったあと、和歌山県の交通事情等のクイズを出題。「5月20日は何の日?」(交通死ゼロを目指す日)、「飲酒運転の多い県第〇位?」(4位)、「和歌山県の飲酒運転根絶大使は?」(天童よしみ)など漫才のかけあいで笑いたっぷりに講話。参加した日高地方の交通安全関係者ら約50人に「家族や近所の人に教えて、啓発してください」と呼びかけた。
大会では、主催の交通事故をなくする県民運動日高地方推進協議会長の久留米啓史日高川町長や籔内美和子美浜町長、津田陽三御坊署長、中井寛日高振興局長らが「思いやりやルールを守ることを発信しよう」などとあいさつ。講話の前には御坊署の大石貴俊交通課長が安全教室を開いた。