美浜町和田、和歌山病院敷地内にあるくろしお保育所(鳴海潤子所長)で10日、花王和歌山工場と日本製鉄関西製鉄所が取り組むSDGs協働活動「花・彩のある暮らしプロジェクト」の花の苗植えが行われ、園児たちが花壇を華やかに彩った。
両社と、日本製鉄グループのバレーボールクラブ「堺ブレイザーズ」の関係者らが参加。日本製鉄グループが育てた2種類のマリーゴールド、ペチュニア、ガザニアの苗30本を保育所に提供した。
園児たちは施設入り口の花壇にスコップでていねいに植え、「上手にできた」と笑顔いっぱい。年長の西野沙耶ちゃん(5)は「楽しかった。水やりして育てたいです」と話していた。
堺ブレイザーズでスクールコーチを務めている御坊市出身の中本葉月さんも参加し、花植えのあとはバレーボールのデモンストレーションを見せ、園児と触れ合った。
両社は昨年から県内各地で同プロジェクトを展開しており、今年度は応募のあった子どもや高齢者の21施設で花植え活動を行う。