多くの人が集まったマグロの解体ショー

 印南町のかえるの港で23日、オープン1周年記念イベントが行われた。

 マグロの解体ショーと販売会があり、午前11時のスタート前から多くの人が集まった。50㌔ある本マグロを解体師が勢いよくさばいていくと、観客から「おぉー!」という歓声も。マグロはその場で丼や切り身で販売され、販売所には多くの人が並んで行列をつくった。漁港の駐車場には大阪や神戸ナンバーの車も数多く見られ、施設は終日、活気にあふれていた。

 直売所によく買い物に訪れるという地元の80代の女性は、「町外の人とも交流できるし、この施設ができてよかったと思います」と話し、施設は地元の人にもすっかり定着している。運営する株式会社和みの古田高士代表取締役は「この1年間、さまざまなイベントを行ってきました。これからは地元の漁協など、企業や団体と連携した企画や商品開発も行っていきたい」と話している。

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