姉妹継続の調印を終えた御坊の平野会長(左から2人目)、シンガポール西のチャン会長(同3人目)ら

 御坊ロータリークラブ(RC、平野恵一会長とシンガポール西RC(レイ・チャン会長)は20日、姉妹クラブの継続調印式を和歌山市のダイワロイネットホテル和歌山で行い、関係者約60人が参加した。

 両RCは1974年に姉妹クラブとなり、約半世紀にわたり交流。3年ごとに相互訪問で行ってきた継続調印はコロナ禍で延期を余儀なくされていたが、入国制限が緩和され、シンガポールからの来和が実現した。

 同じくシンガポール西RCと姉妹クラブとなっている北海道の美幌RC(丸山俊夫会長)も、相互訪問ができていなかったことから、シンガポール西RCの来日に合わせて代表が参加し、3RC合同での珍しい継続調印式となった。

 平野会長は、日本のことわざ「災い転じて福となす」を紹介し、コロナ禍の困難な時期を経験したことにより、「培われてきた信頼関係がますます深まることを期待している」と笑顔であいさつ。チャン会長は「日本に来られて非常にうれしい。ぜひシンガポールにも来てほしい。来年は御坊RCとの姉妹調印から50年。今後も友好関係を続けていきたい」と話し、丸山会長も「皆さんとお会いでき、心から喜んでいる。さらに友情と絆を深めていきたい」と期待を寄せた。

 3人の会長らは、姉妹継続の書面にサインし、笑顔で握手を交わした。シンガポール西RCから、同国の多民族、多文化を象徴する絵柄が使われた陶器のプレートなどのプレゼントもあり、出席者は乾杯の唱和に続き、食事を交えて和やかに歓談した。

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