爆発事件の約1時間後、和歌山駅前で応援演説する岸田首相

 岸田首相は雑賀崎漁港での爆発事件の後、JR和歌山駅前では力強く応援演説を行った。

 雑賀崎での事件で演説中止の可能性もあったが、岸田首相は集まった支持者に元気な姿を見せ、「門候補を押し上げてもらいたいという思いで和歌山に来た」と多くの聴衆に笑顔で手を振った。1時間ほど前に起きた雑賀崎での事件にも触れ、「国にとって大切な選挙を行っているとき。ぜひ皆さんと力を合わせて最後までやり通さないといけない。選挙の主役である皆さんの一人ひとりの思いを選挙で示してもらいたいという思いでこの会場に来た」などと述べ、暴力には屈しないことを強調。「コロナ後の日本経済の再生、安全保障と外交、少子化対策、そして和歌山の未来をどの政党に託すのかを選択する選挙だ。自民党に力をいただきたい」と声を張り上げた。

 衆院1区補選には、門、林両候補、共産党公認の新人で党県常任委員の国重秀明候補(62)、政治家女子48党公認の新人で党職員の山本貴平候補(48)の4人が立候補している。

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