美浜町の煙樹海岸キャンプ場で1日、親子・防災キャンプが開かれ、町内の小学生と家族10組が火起こしなどに挑戦し、キャンプの楽しさに触れた。

 10日から通年オープンするキャンプ場のPRも兼ねて、公民館講座の一環で開催。アウトドアのオリジナルブランド販売を手掛ける「Tokyo Camp」代表で美浜町出身の吉川了さん(32)がたき火台を提供するなど全面協力した。

 Tokyo Campのスタッフに教えてもらいながら、たき火台の組み立てからスタート。ナイフを使ってまきを割り、燃えやすいよう松葉と松ぼっくりを拾い集め、専用のマッチを使って着火。あっという間に火がつき、オリジナル商品の火吹き棒で息を吹きかけると勢いよく燃え上がり、子どもたちは笑顔いっぱいだった。沸かした湯でレトルトカレーとご飯を温め、絶好のキャンプ日和のもと、和気あいあいと昼食を楽しんだ。

 お父さんと参加した稲葉梨紗ちゃん(和田小新2年)は、「まきを切るのが楽しかった。火はお父さんにつけてもらいました。またやりたいです」と楽しそう。吉川代表は「素晴らしいキャンプ場があるので、少しでも楽しさを知ってもらいたい」と話していた。

火吹き棒で火をおこす親子

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