この夏の日本の平均気温が平年と比べて2・36度高く、気象庁が1898(明治31)年に統計を取り始めてから最も高くなったという。同庁によると、今年は6月から各地で気温が高く、東京の都心の真夏日が過去最多となったほか、7月も北海道で40度近くになった。8月も危険な暑さが続き、5日には群馬県伊勢崎市で41・8度を観測して国内の過去最高を更新。昨年とおととしも当時で過去最高となったが、平年との差はプラス1・76度で、今年は大幅に上回って「異常な高温」だったとしている。
日高地方の8月はどうだったのか。日高川町川辺のデータをみると、最高気温が35度以上の猛暑日は今年9日間。昨年より3日少なかったが、最低気温が25度以上の熱帯夜は10日間で4日多く、16日以降の後半だけをみると、今年は猛暑日、熱帯夜とも5日間あった。月が変わり、秋になっても厳しい残暑。まさに災害級の暑さといえる。
そんな中の9月1日は防災の日。これは1960年に閣議で了解されて始まった。調べてみると、9月1日は関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上で二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期。1959年9月26日の伊勢湾台風で戦後最大の被害を被ったことが契機となり、地震や風水害に対する心構えを育成するため創設された。
先日、日高町が防災の日にちなみ、町内の保育所と小中学校に災害用の備蓄食料を配った。更新に合わせた防災教育の一環で、それぞれ災害や防災について考えたり、家族で話し合ったりするきっかけにしてもらう、いい取り組み。地震や風水害、そして暑さといったさまざまな災害から身を守るため、意識を高めよう。(笑)


