2005年5月、川辺町、中津村、美山村の3町村が合併し、日高川町が誕生。同町は30日、日高川交流センターで合併20周年記念式典を行い、町民ら約320人が過去を振り返りながら節目を祝った。久留米啓史町長は式辞で、「町民憲章にうたわれている『人の和、地域の和でつくる元気で明るいまち』の実現のために邁進していく」と述べた。

代表で感謝状を受け取る林さん

 久留米町長は式辞で新町の歩みを振り返りながら、「基幹産業の農林業の振興をはじめ、人口減少のスピードを緩めるため、引き続き若者定住や子育て支援、移住交流に取り組む。全ての世代の皆さんが『住みたい』『住み続けたい』と思えるまちづくりに向けて邁進する」と決意。伊奈禎胤議長も「町民が英知を結集し、安心して暮らせるまちづくりに取り組んできた。20年の歴史の中には紀伊半島大水害で大きな被害を受けたが、その教訓を忘れず、防災、減災に取り組んでいかなければならない」と述べた。

 産業振興、福祉増進、教育振興、生活安全で町の発展に貢献した41人に感謝状が贈られ、代表で児童福祉の増進に寄与した放課後学童クラブ代表の林保行さん(社会福祉協議会会長)が「身に余る光栄。今後も町の発展のために微力ながら一層尽力していきます」と謝辞を述べた。

 また、町の新しいゆるキャラ(猫の女の子)の名前が町民応募153点の中から「かんきつ娘みかにゃん」に決定したことが発表され、名づけ親となった17人を代表して山下紗蘭さん(川辺西小5年)に感謝状を贈呈した。「技のデパート」の異名で土俵を沸かせた元小結舞の海秀平さんの記念講演も行われた。