日高川町を拠点に活動する小学生から高校生までの表現舞台活動グループ「あすなろ倶楽部・絆の星」の第10回本公演「日高川新伝承創作絵巻 ひとしずく」が17日、日高川交流センターで開催された。昼と夜の2回の公演に計約800人が来場し、子どもたちが4月から舞台練習に取り組んだ成果を披露した。

小中高生がパワフルな踊りを披露

 ストーリーは、地元で育った中学2年のハナが活動するあすなろ倶楽部で中心的な役割を求められたことで葛藤やプレッシャーに押しつぶされそうになる。そこに現れた幼い少年の千太郎と日高川の妖精ミズハが、迷い悩むハナを安珍清姫、江戸時代に女形の歌舞伎役者として活躍した芳沢あやめ(1673―1729)らが生きた絵巻の世界へと導く。先人たちの思いに触れたハナは「あすなろ倶楽部の仲間がいるから、どんな困難にも乗り越えていける。すべての人々の思いを持ってこの地で生きる」と心が動かされるという物語。

 公演では、あすなろ倶楽部のメンバー、日高川ごんぱっちーず☆(あすなろ体験生)、友好都市大阪狭山市の「表現倶楽部うどぃ」、劇団たなべ座のメンバーら総勢60人が出演。軽快な動きのダンス、迫力あるバンド演奏で舞台を盛り上げ、感動と躍動感あふれるステージが展開された。