中学生硬式野球ボーイズリーグの2025世界少年野球大会が今月3日から9日まで米国カリフォルニア州アラメダで開催され、御坊ボーイズ/ジュニアタイガースの石本來樹(らいき)選手(湯浅中3年)がメンバー入りした日本代表が優勝した。御坊タイガースのエース左腕で、世界の強豪相手に決勝を含む3試合に登板し、世界一に大きく貢献する活躍をみせた。

金メダルを手に笑顔を見せる石本選手

 大会には米国、メキシコ、イタリア、韓国などから16チームが参加。4ブロックに分かれて予選リーグ、上位8チームが決勝トーナメントで優勝を争った。

 全国各地で開催されたトライアウトで選抜された18人で構成する日本は、予選リーグ初戦でアラメダ(アメリカ)に3―6で敗れたものの、韓国BSAを5―4、フレズノ(アメリカ)を3―2、サンディエゴ(アメリカ)を11―0で破り、2位通過。決勝トーナメント1回戦はロホ(メキシコ)を2―0、準決勝は韓国JAYを14―0で下して決勝へ。優勝をかけた一戦は予選で敗れたアラメダと再び対戦し、延長(8回)に突入する接戦を3―2で制した。

 石本選手は左投げ左打ち。マックス130㌔近い速球とキレのあるスライダー、チェンジアップを武器に三振を取れるタイガースの大黒柱。大会では初戦のアラメダ戦に先発して5回3失点、好投実らず敗れたものの、決勝トーナメントのメキシコ戦では先発で6回を無失点。大事な決勝戦では、4回途中の一、三塁のピンチで登板し、得点を許さずチームに流れを引き込んだ。2―2で延長にもつれた8回、1点勝ち越して迎えた最後のマウンドは3人で切って取り、栄冠を手にした。

 「優勝できてうれしい。打たせて取ることを中心に、三振の欲しい場面ではしっかりと取れ、持ち味は出せた。勉強になったことを高校でも生かしたい」と笑顔いっぱい。タイガースの山﨑幸二会長は「この経験を次のステップに生かしてほしい」と激励した。