美浜町の三尾公民館近くにあるご当地ラーメン「みおラーメン」の店舗「麺と向かって『みお』」で17、18日、ラーメンの開発に携わった京都外国語大学の学生がスタッフを務めるイベント営業が行われる。両日とも午前11時から午後2時まで、17日は午後6時から9時までの夜も営業。

 みおラーメンは同大学グローバル観光学科の学生が地域と一体となって観光のまちづくりに取り組むプログラムで企画提案。2023年にNPO法人日ノ岬・アメリカ村、御坊市のイタリアンレストラン「L’Albero」(アルベロ)とともに完成させた。

 地元の「伊勢海老×味噌」を生かしたご当地ラーメン。古民家をDIYで現店舗にリノベーションし、24年12月からNPO法人が不定期で営業しているほか、イベントや和歌山市での屋台出店で販売している。

 イベント営業は5月に続き2回目。5月は2日間で85杯を売り上げた。一杯1100円。開発メンバーで3年の櫻井萌絵さん(21)は「ラーメンを企画提案した京都外国語大学の学生が地域の方々と一緒に三尾を盛り上げます。大阪・関西万博にも出展が決まっているラーメン。ぜひ食べに来てください」とPRしている。