本物そっくりのパンダくろしおなどが人気を集めた

 和歌山で16番ゲージを走らせる会(極田憲史会長)主催の「16番ゲージ Nゲージ 鉄道模型走行会」が8~10日の3日間、みなべ町生涯学習センターで開かれ、多くの愛好家や家族連れが訪れてにぎわった。

 みなべ鉄道模型愛好会の西口修会長(70)=みなべ町東吉田=が企画し、走らせる会に打診して開催が実現した。長年白浜町で開いていたが、みなべ町では初めて。これだけ広い場所での開催も滅多になく、過去最大規模の壮行会となった。

 16番ゲージはレールの幅が16・5㍉で車両の大きさが実物の80分の1、Nゲージは幅が9㍉、150分の1の大きさの模型のこと。今回は16番ゲージをメインに、走らせる会が所有するすべての線路をつなぎ合わせ、駅舎や鉄橋なども配置された中を車両が走行。JRきのくに線を走っている人気の特急「パンダくろしお」は、パンダや動物のペイントも本物と同じにした特注品で、参加者に大人気。ほかにもSL、貨物列車、新幹線、以前きのくに線を走行していたミカン電車(165系)など、愛好家が持ち込んだ車両が走り、子どもたちは手を振りながら見入ったり、写真を撮る姿も見られた。和歌山市から家族で来た屋敷律仁君(6)は鉄道模型が大好きで「パンダくろしおがかっこよかった」と笑顔が弾けていた。

 西口さんは「愛好家は持っている車両を走らせたいとうずうずしている。町内の新たな愛好家との出会いもあり、みんなに喜んでもらえてよかった」、極田さんも「また声がかかればぜひ開催したい」と話していた。