みなべ町は、JR南部駅、岩代駅を拠点にした地域活性化を進めようと、町内関係機関でつくる「みなべ町駅を活用したまちづくり協議会」を発足。5日には役場で第1回会議が開かれ、自由に意見を出し合った。参加者からは、南部高校の学食ホールを駅に開設や、コミュニティ駅長などユニークなアイデアがたくさん出された。
町内の公共交通機関、観光、企業、商工業、議会などの18人で構成。任期は2年。会長に和歌山大学の西川一弘教授を選任した。
この日は初会合で、実現できるかどうかは別にしてそれぞれがアイデアを発表。南部高校の橋本和旭教頭は、「夢物語ですが」と前置きした上で「学食のホールが学校にないので、駅舎にできれば昼休みにみんな食べに行ける。放課後はカフェとして利用できれば、長い待ち時間をつぶせるし、普段はこども食堂として利用できれば人が集まれるのではないか。いい施設を作っても利用がないと無駄になるので、利用する仕組みが必要だと思う」と提案し、同調する声も上がった。
このほか「駅の中に観光案内所の設置や、地域住民が主体となるコミュニティ駅長を置いては」、「みなべは梅を中心とした健康のまち。健康というキーワードで毎朝全町でラジオ体操をして、近くの人は駅に集まるのもいい」、企業関係者からは「出張で来た人が梅干しを買いたいが駅に売店がない、駅の近くに昼食を食べる場所が少ないという声を聞く。土産物を扱う売店があれば」などたくさんの意見が出された。
岩代駅に関してはすでに地域住民が計画を立てており、協議会としても推進していくことを確認した。
今後も定期的に開き、意見交換だけで終わらず、具体化していくための議論を進めていく。


