7日から鳥取県米子市で開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)ウエイトリフティング(重量挙げ)競技の女子76㌔以下級に、紀央館3年の原志保選手(17)が県代表として出場する。6月の県予選に初出場で優勝し、県から2枠しかない全国出場切符を獲得。全国でも上位争いが期待でき、「入賞目指して頑張る」と意気込んでいる。

バーベルを持ち上げて練習に励む原さん

 原さんは同校陸上部員で、円盤投げと砲丸投げをメインに打ち込んできた。昨年は女子円盤投げでインターハイにも出場している。

 普段の練習でバーベルを持ち上げるトレーニングを取り入れており、高校ウエイトリフティングの成績を見ると「いつも持ち上げている重さでインターハイ出場を狙えそう」と、陸上との二刀流で県予選に出場することにした。保田豪顧問の知人でウエイトリフティング専門の和歌山工業高の教諭に指導を受けて技術を習得し、予選に臨んだ。

 予選当日、午前中は円盤投げの県予選に参加し、午後からウエイトリフティングに参加。競技はバーベルを一気に持ち上げるスナッチと、いったん胸で止めてそこから頭の上へ持ち上げるジャークの合計重量で争う。原さんはスナッチ49㌔、ジャーク69㌔の合計118㌔をマークし、全国大会出場設定記録の116㌔をクリアして優勝した。

 女子の部は45㌔級から5㌔刻みに76㌔超級まで8部門あるが、各部門で優勝しても全国大会へ直結しているわけではなく、県からの出場枠は2つだけ。優勝者の中から全国大会でも入賞を狙える記録を出した選手を選考し、原さんが選出された。

 本番に向け、苦手なスナッチの技術習得へ練習を繰り返している。全国でも上位は射程圏内で、「初めての全国大会ですが、入賞を目標に一つでも上の順位を狙いたい」と張り切っている。